安さが魅力のインド製バイアグラジェネリック!しかし、思わぬ危険性も

バイアグラは1998年の発売当初、マスコミから「画期的新薬」と呼ばれ、日本でも個人輸入が行なわれるほど人気の薬でした。現在、開発元のファイザー社の特許が切れ、多くの製薬会社でジェネリック医薬品版が製造されています。この中でも、その価格から人気なのが、インド製のバイアグラジェネリックです。しかし、このインド製バイアグラには、問題点があります。
なぜ安い?インド製バイアグラの特徴
インド製のバイアグラの特徴は何と言ってもその価格です。ジェネリック医薬品と言うのは開発費を回収する必要が無いので、価格を低く抑えられますが、インド製のものはファイザー社と比べて40分の1、日本製のジェネリック医薬品よりも10分の1ほど安くなっています。これは開発費だけでなく、インドの物価の安さも影響しているようです。また、インドが世界的にもジェネリック医薬品の販売の多数を占めていることも、価格設定に影響しています。
この原因の一つに、インドがかつて、特許に関する法律が他国と違うことに影響していました。薬の特許は主に「成分」と「製法」の2つがありますが、インドでは「製法」のみ特許があったため、早くからバイアグラの製造が始まっていたのです。そのため、インドは世界に先んじてジェネリック医薬品の製造が行なわれていました。現在では、インドも他国と同じ特許法になったため、法律上ジェネリック医薬品を作れませんが、使用料を開発元に支払うことでクリアしているようです。これがインドのジェネリック医薬品の秘密です。
ホントに安全?インド製バイアグラの問題点
しかし、成長したこの産業には問題もついて回りました。それが世界的な違法取引です。特にバイアグラに関しては、その安さが人気だったので取引の対象になっていました。これは国際的にも問題視され、一斉摘発が行なわれましたが、現在も続いていると考えられているようです。
この問題は日本に関係がないかと言うと、そうとも限りません。そもそも日本ではインド製のバイアグラについては厚生労働省の認可がおりていない事もあって、輸入はしていません。そのため、日本国内に持ち込むには個人輸入しか無いのです。個人利用であれば、薬の輸入そのものは問題ないのですが、輸入を行うルートが安全とはいい難く、偽物を掴まされる、商品が届かないと言った詐欺が行なわれています。中には個人情報を取られるケースもあります。
医療機関でインド製のバイアグラが処方される?
最近増えているケースに、医療機関でインド製のバイアグラが処方されているケースがあります。この場合、薬の安全性はどうなっているかというと、こちらも注意しなければいけないというのが現状です。先程言ったように、正規の輸入ルートが無い以上、医療機関でも個人輸入の可能性があります。一応、医療機関では薬監証明を取得することで輸入が可能です。しかし、副作用などの健康被害にあっても保障ができないというデメリットもつきまといます。このため、非正規の薬の利用は避ける必要があるのです。
ジェネリック医薬品は、ものによっては3~5割ほど安くなる場合があります。安い物があるとそちらに手が伸びるのが人情ですが、安易に安すぎるものに手を延ばすと痛い目に合うかもしれません。薬は体に影響するのでなおさらです。ED治療薬を選ぶ際には安さだけでなく、安全かどうかも確認しましょう。